京都府福知山市大江町内宮の元伊勢内宮皇大神社参道一帯にたくさんの露店などが並ぶ参道マルシェが25日に開かれた。かつて栄えていた門前町のにぎわいを作り出し、人々の交流を図るのが目的。大江元気プロジェクト(河口珠輝代表)が3年前から主催している。今年は青空が広がり気温が20度ほどになる好天で、昨年並みの約4千人(主催者発表)が訪れた。
長さ約420メートルの参道には、陶器、木工、レザー、アクセサリーなどの手作り品、こんにゃく、カレー、菓子、空揚げ、コロッケといった飲食など合計91の店が並んだ。
訪れた人は、ゆっくりと店を回って気に入った品物を買い求めたり、おいしそうな匂いに誘われて食べ物の店を巡ったりした。中には早々に売り切れる店もあった。神社の上り口付近では、餅まきが2回あり、たくさんの人が集まった。
参道沿いの公民館には授乳室を設けたり、会場周辺の車の混雑を避けるため少し離れた美鈴小に駐車場を設け、シャトルバスを運行する配慮もした。
内宮神社や天岩戸神社などを巡るパワースポットツアーもあり、こちらも人気だった。
このほか、市が作成したPR動画(4分間)「福知山の『いがいなステキ』に、はっとして」を披露する上映会があった。
スタッフは「訪れた人からは、楽しいイベントなので来年もしてほしいといった声をいただくなど、喜んでもらえました。地元の人らたくさんの方の協力をいただいて来年も続けていきたい」と話していた。
写真=大勢の人が訪れてにぎわった参道
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