福知山市の大江山連峰で24日早朝、雲海が見られた。大江山では秋だけでなく、冬から春にかけても雲海が観望できる。大江町北原の鬼嶽稲荷神社周辺では、朝日を受けて黄金色に輝く濃い霧が広がった。
雲海は放射冷却の影響で、空気中の水分が霧となり、盆地や谷底にたまって発生する。日中と夜の寒暖の差が大きい時に出る。
24日の福知山市の朝の最低気温は氷点下0・4度(午前2時15分)で、2月中旬並みの寒さになった。
鬼嶽稲荷では夜明け前から乳白色の霧が山々を覆い隠し、墨絵のような世界をつくり出した。午前6時10分ごろに山の頂から太陽が顔を出し、雲海を黄金色に染めた。
神社へ通じる道は雪が無くなり、車で行くことができるようになったことから、朝日が出るころには2人が見に訪れた。
写真=朝日に輝く雲海(24日午前6時10分ごろ、読者提供)
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