京都府福知山市三和町友渕の人たちが19日、福知山署菟原駐在所の小倉英俊巡査部長に、日ごろの気持ちを伝える感謝状を贈った。贈呈式は友渕会館であり、防犯講演に訪れた小倉巡査部長一家に、サプライズで手渡した。
この日は、地域住民が集う月に1度の「すこやかサロン」(森脇和美代表)の日で、小倉巡査が講演を担当。振り込め詐欺への注意を促したり、妻、娘とともに防犯寸劇を披露。コミカルな動きなどで会場を沸かせた。
講演のあと、サロンの運営スタッフで用意した手づくりの感謝状を、参加者で最高齢の土井滝男さん(94)が小倉巡査部長一家に手渡した。
小倉巡査部長は3年前に菟原駐在所に赴任。ずっと夜間の見回り、防犯講演などを続けてきた。森脇代表は「常に地域のことを見守っていただき、ありがたい」といい、サロンに参加した70歳の男性は「防犯活動では、一緒にパトロールをしたり、いろいろとお世話になっています」と活動をたたえた。
小倉巡査部長は「まさか感謝状がもらえるとは思わず、初めてのことで、びっくりしましたがうれしいです」と喜んでいた。
写真=小倉巡査部長一家に感謝状が贈られた
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