京都府福知山市消防本部(鈴木秀三消防長)など、府北部の5つの消防本部の救急隊員訓練が8日、福知山市東羽合の市消防防災センターで行われた。階段からの転落、交通事故などタイプが異なる4つの想定を順番に実践。他の隊との連携、現場の把握方法などを確認した。
合同訓練は隊員の技術力、判断力などの実践的活動力の向上を目的に、13年度から年に1回取り組み、消防隊の訓練と交代で実施している。
今回は宮津与謝消防組合、京丹後、舞鶴、綾部各消防本部と協力し、約100人が参加。8隊24人が訓練を実践した。
交通事故で8人が重軽傷を負った現場、急病人が発生したレストランなどを想定。隊員は現場の状況を見極めながら、救護の優先順位を決めるトリアージや心肺蘇生などの対応をした。
訓練後には各消防本部の指導救命士らが指導にあたり、訓練で良かった点や改善すべき点を隊員に伝えた。
写真=状況を把握し応急処置を施す隊員たち
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