京都府福知山市は、大江町波美の老人福祉センター・舟越会館を3月31日で閉鎖する。公共施設の適正配置を進める市マネジメント計画によるもの。会館内に入る市社会福祉協議会大江支所は、同月24日に河守の市北部保健福祉センター内に移転する予定。社協支所の電話番号は現行通り。
会館は、1981年に住民の福祉の拠点として旧大江町が建設し、旧町社協が委託を受けて管理していた。市町合併後は福知山市の所有となり、直近10年ほどは市社協が指定管理を受けていた。
建物は鉄筋コンクリート造り平屋建て延べ床面積約870平方メートル。大広間や会議室があり、老人会活動やサロンなどに利用してきた。旧町時代から続く社協主催のジャンボ巻きずしづくりの会場としても親しまれてきたが、雨漏りがするなど老朽化していた。
市は、閉館後は最寄りの公民館や町総合会館、北部保健福祉センター内の地域活動スペースなどの代替利用を呼びかけて理解を求めている。会館の建物をどうするかについては、今後検討する。
社協のジャンボ巻きずしづくりは、場所を変えて継続する方向で進めている。
写真=閉鎖する舟越会館
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