京都府福知山市東羽合、京都共栄学園中学校(國田敦校長)の野球部員と市民ら約50人が10日、JR福知山駅周辺で清掃奉仕活動をした。真っ赤な帽子をかぶってサンタクロースに扮して行い、ゴミを拾ってきれいになったまちの景観を市民にクリスマスプレゼントした。
全国各地で12月に行われる地域美化活動「クリスマスゴミ拾い」に賛同しての取り組み。福知山では、兵庫県但馬地方の教諭らでつくる「但馬掃除に学ぶ会」に所属する共栄学園中学校・高校教諭の松田卓也さんが責任者になり、中学生らが4年前から続けている。
JR福知山駅南口SL広場に集合。中学校野球部の1、2年生14人をはじめ、引退した3年生、顧問教諭、保護者、高校の野球部員、地元の西陵いきいきサロン(上総由紀子代表、10人)の高齢者、一般参加の市民も加わり、例年以上の規模になった。
4班に分かれて駅周辺を回り、草むらに隠れた小さなゴミも拾い集めて一帯をきれいにした。
中学校野球部主将、2年生の田村凌太君は「サンタクロースの帽子はちょっと恥ずかしいけれど、通学などでいつも使っているところなので、きれいにしたい」と積極的に動いていた。
写真=サンタに扮してゴミを拾い集める参加者
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