師走もいよいよ中盤。京都府福知山市鴨野町(130世帯)で地区全体を色とりどりのイルミネーションで彩る「カモナリエ」が始まった。日が暮れると、公共施設や個人宅などに飾られたLEDがきらめき、幻想的な光景を演出している。
住宅街は高台にあり、入り口の桜に電飾したのを機に取り組みが始まった。輪が広がって16年目。鴨野町の「カモ」と神戸ルミナリエの「ナリエ」を掛け合わせたイベント名で、冬の風物詩として知られるようになり、親しまれている。
イルミネーションは住宅街のあちこちで次々に点灯。建物のほぼ全体を飾った大がかりなもののほか、光のカーテン、色が次々に変わるツリー、トナカイのオブジェなどが工夫を凝らして設置されており、そこは別世界となる。特に中央公園や地元集会所、老人福祉施設付近は華やかさが際立っている。
西本庄之助自治会長は「参加する施設や家庭が増えて年々華やかさが増し、今年は約20万個のLEDで電飾しています。集会所付近に車を置き、ゆっくりと見て回ってください」と話していた。
鴨野町は市街地から夜久野町方面へ向かう国道9号沿いの右側の高台にある。点灯は来年1月13日までの午後6時から10時までの予定。
写真=大きなツリーが並ぶ中央公園
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