京都府福知山市下篠尾の円応寺(大山義典住職)で3日、大根炊きの行事があり、参拝者たちに熱々の大根が振る舞われた。
同寺の大根炊きは中風除け、無病息災を願って、毎年この時期に行われる。今年も寺の役員や仏教婦人会の会員ら約30人が、大根40本と油揚げ、コンニャクを直径約1メートルの大鍋2個と中鍋1個を使って煮込んだ。
約200人分を用意。大根は出汁がよく染みて柔らかく、参拝者たちはゆっくりと味わった。おいしいと好評で、おかわりする人もいた。
釈迦が悟りを開いた日とされる成道会の法要や、沖縄県出身の大城敦博さんによる琉球バイオリンの演奏もあった。
写真=出汁がよく染み込んだ大根が振る舞われた
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