京都府福知山市内で23日に開かれた「第27回福知山マラソン」で、ランナーが一時心肺停止となったが、AED(自動体外式除細動器)で蘇生し、一命を取り留めたと、事務局の市文化・スポーツ振興課が28日、発表した。フルマラソン参加者の40代の男性で、福知山市民病院に入院していたが、27日に退院したという。
市によると、スタートから4時間20分が経ったころ、大江町千原の31・6キロ地点で、男性ランナーが転倒。居合わせたレース内救護係のバイク隊の救急救命士が、心肺停止しているのを確認したため、ただちに胸骨圧迫を行い、AEDを装着して除細動を1回実施したところ、心拍が再開した。
その後、レース内車両のドクターカーで市民病院に搬送されたという。
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