福知山マラソンが開かれた23日、発着点の京都府福知山市三段池公園体育館前では、姉妹都市・長崎県島原市の「友好島原物産展」が開かれた。郷土料理の具雑煮が選手や応援に訪れた人たちに振る舞われた。
具雑煮は、江戸時代に起きた島原の乱で、総大将の天草四郎が原城に籠ったとき、山や海から多くの材料を調達して作り、栄養を取ったのが起源。
調理指導者として、昨年に続いて島原市婦人会連絡協議会の川本まなみ副会長らが訪れた。
高野豆腐やシイタケ、かまぼこ、ちくわ、レンコン、肉などの具材15種類を入れて大鍋で煮込み、3回に分けて約500食を振る舞った。順番を待つ長い列ができ、「とてもおいしく。体が温まりました」と好評だった。
写真=島原物産展で郷土料理の具雑煮が人気を集めた
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