1万人のフルマラソン大会、第27回福知山マラソンは23日、京都府福知山市の三段池公園をスタート・ゴールに開かれ、山本采矢選手(22)=滋賀陸上競技協会=が2時間27分42秒で優勝した。山本選手は初マラソン。
午前10時30分にスタート。「初めから自分のペースで行こう」と、5キロ付近から集団を抜け出し、独走のままゴールした。序盤は大会記録(第24回大会の川内優輝選手、2時間12分59秒)も狙えるペースだったが、途中、晴れたり冷たい雨が降ったりと目まぐるしく天気が変わり、雨が強まり体力を奪われた35キロ付近で大幅にペースが落ち、記録は望めなかった。
滋賀学園高校から強豪の東洋大学へ進み、2年から箱根駅伝の登録選手に。4年の時には出雲全日本大学選抜駅伝を走っている。今は自分で練習を積む毎日。リズム良くきれいなフォームで駆け、「沿道の声援のおかげで楽しく走ることができました」と笑顔を見せていた。
写真=序盤からレースをリードする山本選手
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