第27回福知山マラソンは、京都府福知山市猪崎の三段池公園を発着点に、23日午前10時30分に号砲が鳴る。全国から約1万人が参加する市民マラソンで、コース上では給水所などのテント設営や仮設トイレの設置などが進められている。さらに完走Tシャツや優勝者用の月桂樹の冠が作られ、本番へ機運が高まっている。
福知山市の環境ボランティア団体「エコ美遊」(牧千代子会長、19人)は22日、牧のリサイクルプラザ2階で、月桂冠づくりをした。参加した9人が一つひとつ丁寧に仕上げた。
今年で9年目の取り組みで、会員が毎年、大会前日にボランティアで作業をしている。
葉、枝は小田寛美さん=萩原=が、自宅で栽培している月桂樹から取ったもの。参加者で手分けして、太い枝を針金でまとめながら形を作ったあと、バランス良く細い枝や葉を配していった。
冠は予備も含めて計10個作った。フルマラソンの男女、視覚障害者の部などの優勝者にそれぞれ贈られる。
小田さんは「優勝者に喜んでもらえるように、心を込めて作っています」と手を動かしていた。
写真=冠づくりをするエコ美遊のメンバー(22日午前10時5分ごろ)
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