中丹自動車整備工業協同組合青年部会（堀田智史部会長）はこのほど、1年間で回収した自動車アルミホイールの仕分け作業を、京都府福知山市長田野町の組合敷地内で行った。リサイクルして換金し、府の交通遺児支援事業に寄付する。

　自動車に携わる仕事をしていることから、交通遺児を支援する活動ができれば−と、2004年から毎年続けている。こうした社会貢献活動が評価され府知事から感謝状を受けている。

　今年は、組合に加入する自動車整備工場89事業所から、ホイール204個を回収。青年部会の16人が、空気バルブやセンターキャップなどを手際よく取り除き、換金できるアルミだけにした。

　今回の寄付額は15万1632円となり、16年間の累計は298万5358円になった。来年以降もこの取り組みを続けていく予定。


写真＝手際よく作業する青年部会のメンバー