京都府福知山市の軟式野球社会人チーム「SAMURAI」(能忍監督、18人)が、25、26両日に沖縄県で開催される「MLBドリームカップ2017」決勝大会に関西地区代表として出場する。全国から参加した約850チームの頂点が決まる。
スポーツ店などを運営するゼビオグループとTBSラジオが2015年から始めた軟式野球の国内最大級の大会。今年からMLB(アメリカ・大リーグ)ジャパンと提携し、大会名を変更した。
一瞬でもMLB選手になったかのような体験をしてほしいと、決勝大会では、MLBチームのユニホームを着用し試合をする。各都道府県と各地区の予選会があり、決勝大会にはそれを勝ち抜いた8チームが出場できる。
SAMURAIは、市内を中心とした18〜43歳の選手でつくる。2年前に、全国大会出場など高いレベルを求める選手たちで結成した。毎週木曜日と日曜日に夜久野町高内の同町運動広場などで練習に励んでいる。
7月からの予選に出場し、順調に勝ち上がり、関西122チームの代表を決める決勝に駒を進めた。対戦相手は大阪府代表のチームで、3回表に1点失ったが、4番黒田が4回裏に同点本塁打、6回裏には逆転打を放ち2−1で勝利した。
決勝大会は、宜野湾市の市立野球場で行われる。SAMURAIはレッドソックスのユニホームを着て、25日午後0時15分から沖縄・九州代表の中村造園(熊本)と対戦する。
能監督(43)は「ほぼ毎週のように試合で大変だったが、チームワークの勝利。関西地区を勝ち抜くのも難しいが、決勝大会で勝つのはもっと大変。まずは初戦に勝利して、頂点まで登りつめたい」と意気込んでいる。
写真=決勝大会に挑むSAMURAI(MLBドリームカップ2017実行委員会提供)
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