京都府福知山市アオイ通り三丁目商店街の女性グループ、レモングラス(池田佳代子代表)は20年近く、福知山マラソンのランナーに手作り土産を配っている。今年は「マツボックリのクリスマスツリー」と「モミジのしおり」のセットで、数は過去最高の1100個を作った。
福知山マラソンを応援できればと、前泊して商店街を散策したランナーにしおりを配ったのが始まり。約10年前からは、全盲人ランナーにも配っている。このほか、盲人ランナーの背番号と名前を覚え、レース中に名前を呼んで声援を送っている。
しおりのモミジは、マラソン発着点の三段池公園などで収集。押し花にして、ラミネート加工する。マツボックリは活動を知った地域の人が提供してくれた。一つずつピンセットで種を取り、塩ビパイプを土台につけ、最後に金や銀などの色を塗ってきらびやかに仕上げた。
完成した土産は、盲人ランナー全員に届けるほか、市内の宿泊施設8カ所や駅正面通り商店街の飲食店などに置き、一般ランナーに配る。
写真=ランナーに配る手作り土産
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