京都府福知山市大江町内宮の元伊勢観光センターで18、19両日、「大江山の地図 山の本展」が開かれる。大江山が載っている古い地図、大江山や鬼などに関する書籍が並ぶ。
大江山を光で魅せるプロジェクト大江山万燈絵巻第2章のイベントで、自然と伝説に包まれた大江山を、地図や本を通じて再発見しようと、大江地域観光案内倶楽部(赤松武司会長)が企画。展示物は市内外の人や団体から借りたほか、倶楽部の所有物も出展する。
地図は江戸時代中期の「日本海山潮陸圖(ず)」復刻版や「第5回内国勧業博覧会 近畿遊覧案内地圖」(明治36年)、大阪から1、2泊で行ける観光地などを示した鉄道省編の「名勝案内圖」(昭和2年)、国土地理院の大江山周辺を中心にした2万5千分の1最新版など約15点が並ぶ。
本は大江町佛性寺の旅籠、鬼ケ茶屋が発行していた読本「大江山千丈ケ嶽酒呑童子由来」(江戸後期〜明治)や「日本名山紀行」(昭和19年)など約20点を出す。
赤松会長(65)は「地図も本も、普段はなかなか見る機会がないものなので、ぜひ見に来てください」と来場を呼びかけている。開催時間は両日とも午前10時から午後4時まで。入場無料。
写真=展示では普段見る機会の少ない地図、本が並ぶ
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