台風21号で被災した人たちのために役立ててもらおうと、京都府福知山市土師の福知山高校と同高校附属中学校(宮下繁校長)が募金活動に取り組んでいる。8日には、家庭科部(吉田真理部長、8人)が、手作りしたクッキーを校内で販売し、生徒たちが列を作って買い求め、協力した。
部活動の特色を生かしてできることをと、昼休み時間を利用し、1袋50円で195袋を販売した。
クッキーは、生地を練り、前日に焼いて、プレーンとココアの2種類作った。文化祭や福知山のスイーツフェスティバルに出品した際にも人気を集めた。
販売前には、渡り廊下の販売スペースに中学生、高校生がそれぞれ長い列をつくる人気ぶりで、始まるとすぐに売り切れた。
高校1年生の吉田部長は「自分たちの部活動を通じて、被災した人たちの役に立つことができてうれしい。やってよかったなと思います」と大勢の協力に感謝していた。
また、生徒会でも10月31日から11月2日まで募金活動を行っており、クッキーの売り上げと合わせて近く市役所へ届けることにしている。
写真=人気を集めた家庭科部のクッキー販売
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