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両丹日日新聞2017年10月21日のニュース

市議会にタブレット試験導入 34台、半年で316万円

タブレット端末を使って会議 京都府福知山市議会は10月から、タブレット端末34台を試行導入した。議会の機能強化や効率化、経費削減につなげるのが目的。効果検証を行い、有用性が確認できれば、来年度以降に本格導入する。

 議会改革の一環で、議員それぞれにタブレット端末を配布し、各種会議や住民の相談対応などに活用。ゆくゆくは、本会議の一般質問などでも使い、傍聴者に内容が伝わりやすくなるよう、工夫していく。

 タブレット端末はB5サイズ。議員間での文書、情報共有や議会関係資料の検索、スケジュール管理なども可能。携帯電波が届く場所なら、どこでもインターネットにつなぐことができる。

 タブレット本体はレンタルで、文書共有システムなどの使用料を含め、試行期間(半年間)の予算額は316万8千円。本格導入が決まれば、購入も検討するという。

 取り扱いについては、情報通信機器使用規定により、議員活動でのみ使用すると定めており、誓約書を提出。アプリも無断でダウンロード出来ず、通信費の2分の1は議員の負担とする。

 13日の議会改革検討会議で運用が開始され、ペーパーレスで議事を進行した。あまりタブレット端末に触れたことがない議員は、慣れない手つきで操作。「文書の作成はできるのか」など、使用方法を事務局に質問する場面もあった。


写真=タブレット端末を使って会議を進めた

    

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