京都府福知山市駅前町、パッチワークキルト工房・ラップランドカフェ(坪倉かおる代表)の作品展が21、22両日、駅前公民館で開かれる。会場では、難病の拡張型心筋症と闘う蛇ケ端の後一尊君(2)のため、チャリティー企画として、全国から集まった手作り品を展示販売し、全額を支援グループ・たけるくんを救う会へ寄付することにしている。
同じ地域に住む尊君のために何かできることをと、9月25日ごろからインターネットなどで呼びかけ、北海道や東京、熊本など全国の作家ら約40人から400点ほど集まった。手編みの靴下やリース、木彫りのブローチ、レース編み、ドール、洋服などバラエティーに富んだ力作ばかり。
中には、尊君と同じ病と闘う娘を持つ神奈川県の母親が手掛けたテディベアのぬいぐるみも並ぶ。作家としての技術を生かしドイツ製の素材を使って、可愛らしいベアに仕上げている。
作品展では、坪倉代表と教室生ら10人が、丁寧に縫い上げた力作約250点を並べる。会期中は、布でミニチューリップを作ることができるワンコインレッスンコーナー(500円)や、乳がんの早期発見・早期治療を啓発するピンクリボンフレンドシップキルトの展示コーナーも設ける。
展示時間は、午前10時から午後6時(22日は同4時)まで。
写真=チャリティーで展示販売されるテディベア
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