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両丹日日新聞2017年10月16日のニュース

高校生の店も好評 スイーツフェス

 スイーツのまちをPRする「福知山スイーツフェスティバル2017」が15日、京都府福知山市中ノの市厚生会館で開かれた。市内外の和洋菓子店など30店余りが一堂に会して、自慢のスイーツを販売。ケーキや焼き菓子などを買い求める主婦、家族連れらでにぎわった。

 スイーツフェスは市、福知山観光協会、福知山商工会議所などでつくる実行委(川見長一朗会長)が開催。5回目となる今年は、市制施行80周年記念として一層充実した内容にした。

 前評判が高く、あいにくの雨模様ながら玄関前まで200人余りが行列をつくって開場を待った。大ホールとロビーにはロールケーキ、シフォンケーキ、プリン、ドーナツ、せんべい、餅など多彩な商品が並び、訪れた人たちは試食をしながら気に入ったスイーツを次々に買い求めていた。姉妹都市の長崎県島原市や観光友好都市の静岡県小山町のスイーツも置いた。

 日ごろの授業で菓子製造の技術を学ぶ福知山淑徳高校生によるカフェも、行列ができる人気。丹波くりを使った洋菓子と第8回全国和菓子甲子園でグランプリに輝いた和菓子が限定販売された。

 福知山高校と附属中学校、同校三和分校、福知山成美高校の生徒が作ったオリジナルのクッキー、マドレーヌも人気で、茶道裏千家淡交会両丹支部福知山分会と福知山成美高校茶道部による茶席も好評だった。

 午前、午後2回あった手作り菓子教室には、合わせて小中学生30人余りがエプロン姿で参加し、旬のフルーツを使ったタルト作りなどを教わった。市内の園児によるスイーツぬり絵も展示された。


写真=開場とともに大勢のスイーツファンが訪れた

    

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