京都府福知山市の福知山環境会議が取り組んだ「みどりのカーテン実施率一斉調査」結果が、このほど公表された。今年度は11・69%(3625世帯)となり、昨年度より1・58%増加。2013年度の調査開始以来、最高を記録した。
みどりのカーテンは、つる性の植物を窓際で育て、日差しをさえぎる地球温暖化防止対策の一つ。同会議では、実施率日本一を目指して、普及の啓発活動をしている。
今年度の調査も、市民や関係団体が協力し、7月29日から8月31日まで行った。市全域が対象で、目視でチェックして住宅地図に記入する方法を採用し、手分けして取り組んだ。
全体の実施率で昨年度を上回ったほか、惇明、昭和、大正など、地域別に分けた結果でも、多くのエリアで上昇した。特に実施率が高かったのは、大江の30・8%、雲原の30・5%、三岳の24・6%だった。
同会議は「全体目標の15%(4500世帯)には届きませんでしたが、昨年度より上昇したのは良かった。今後もさらに実施率を上げるため、新たな普及方法も検討していきたい」としている。
写真=みどりのカーテンが育つ市治水記念館(7月29日の一斉調査で)
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