秋の全国交通安全運動（21日〜30日）の一環として、京都府警福知山署と兵庫県警朝来署との合同啓発活動が、府県境に近い国道9号沿い福知山市夜久野高原のドライブインやくの周辺で23日に行われた。

　福知山、朝来の交通安全協会なども加わり、約50人が参加。道路沿いで「ゆっくり走ろう9号線」などのプラカードを持ち、ドライブインに立ち寄るドライバーらに啓発物を手渡して安全運転を呼びかけた。

　府警のマスコットキャラクターのポリスみやこ、福知山市のキャラクター・ドッコちゃん、朝来署のクマ警部補とネギ巡査も駆け付け、親子連れらにも交通安全をアピールした。

　福知山署の加藤剛交通課長は「福知山では他府県ナンバーの事故が多く、府県を超えて一緒に啓発できる意義は大きい」。朝来署の阿南正夫交通課長も「国道9号は幹線道路で交通量が多い。事故は府県で区切れるものではなく、一緒に事故防止に努めたい」と力を込めた。


写真＝京都府と兵庫県両方のマスコットキャラクターが駆け付けて交通安全をＰＲした