京都府指定名勝の庭園を持つ京都府綾部市寺町の正暦寺(玉川弘信住職)で、23日開催の萩まつりに合わせ、鉄道模型体験運転会が開かれる。個人所有の150分の1(Nゲージ)模型を走らせる大規模な運転会。無料。
天慶5年(942)に空也上人が開いた真言宗の古刹で、国重文の絹本著色仏涅槃図など多くの文化財が伝わっている。江戸時代中期の天保年間に造られた枯山水の名園は、2本の枯れ滝を中心に様々な石を配して巧みな構成になっていて、1994年に府教委が名勝指定した。境内は白とピンクの萩が盛り。
萩まつりは午前10時から午後3時にかけてで、法要のほか、裏千家のお茶席、綾部産ウコッケイを使ったランチなどが提供されるのに加え、今年初めて鉄道模型体験運転会が企画された。
市内の大槻悟さんが所有する模型を約500両使う。
線路は庫裏の10〜8畳間を3部屋つないで走行15線、レール総距離300メートルの規模に組み上げた。
鉄道備品の展示もあり、国鉄の制帽、制服の着用ができる。
問い合わせは、正暦寺、電話(42)0980。
写真=Nゲージ模型の運転体験ができる
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