京都府福知山市和久市町の玉山幸一さん(69)が、自宅近くの弘法川沿いで家庭用に栽培しているサトイモが、薄黄色の花を咲かせ、近所で話題になっている。
玉山さんは5年ほど前から自宅前でサトイモの栽培を始めた。昨年から現在地に移して育て、今年は5月に約20個の種芋を植え付けた。
サトイモのそばで飼っているウサギ8匹のふんや川の水を熱心に与えて世話し、現在は大きな葉を付けた茎が高さ1・6メートルから1・8メートルほどに伸びている。
2週間ほど前から15個以上のつぼみが付いたが、台風18号による雨で多くはしおれてしまい、現在はミズバショウの花を長くしたような長さ30センチ前後の花が4輪咲いている。
玉山さんは「以前にも咲いたことがありますが、今年は数が多い。気温、日照時間が適合し、毎日通って世話を地道に続けたからだと思います」と話す。
府中丹西農業改良普及センターによると「サトイモの花は、異常気象などの影響で、まれに咲くことがあります。花とイモが養分の取り合いをするので、切り花にして楽しまれるのもいいでしょう」と話している。
写真=サトイモの花を笑顔で見る玉山さん
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