京都府福知山市私市、佐賀小学校(藤田久代校長)の3、4年生が14日、授業で地元の農家の畑を訪ね、ブドウの収穫や野菜の種まきなどを体験した。より良い農作物を作るための工夫なども聞き、知識を深めた。
3、4年生は総合的な学習の一環として、住民らを訪ねて話を聞き、地域の良いところや温かさを学ぶなどの取り組みをしている。
■野菜の種植えも■
14日は、児童10人が5、6校時を利用して地元の農家、大島辰男さん(77)の畑へ歩いて行き学習した。畑で作っている野菜について大島さんから説明を受けたあと、ゴボウ、レタスの種植え体験をした。
続いて大島さんがつくるクインニーナ、ピオーネ、藤稔の3品種のブドウ合わせて4房の収穫を体験。みんなで試食し、児童は「甘い!」「おいしい」と笑顔を見せた。また、器械を使って3品種の糖度比較もした。
4年生の田中日奈子さんは「野菜、果物を育てる大変さや、種類に合わせて肥料を変えるなど、作物に愛情をもって作業をされていることがすごいと思いました」と話していた。
写真=協力してブドウを収穫する児童
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