実りの秋を迎え、JA京都福知山支店管内の京都府福知山市佐賀地区で8日、新米の出荷作業が始まった。福知山市私市の佐賀地区営農組合ライスセンターに、コシヒカリなど30キロの米袋約2500袋が運び込まれ、検査員が検品して等級を付けた。
気象庁によると、福知山の今年の8月は、2012年からの過去5年間と比べると、平均気温は27・1度と低めで、日照時間は179・9時間でやや少なかった。
JA京都の植村豊さん、西原一男さんら農産物検査員4人が検査をし、34軒の農家から持ち込まれた袋から米を取り出し、病害虫の被害、水分、色などを見極めた。
農家の中には、最高の1等米の評価が出ると、ほっとした表情を見せる人もいた。
平年は8割程度が1等になるが、8日の検査では7割ほどになる見通しだという。
写真=米を抜き出して調査する植村さんら(8日午前9時10分ごろ)
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