大粒で甘みが強い初秋の味覚「三和ぶどう」の収穫が、30日から京都府福知山市三和町友渕で始まった。組合員ら20人が、朝から作業をスタート。たわわに実ったブドウを切り取ったり、丁寧に箱詰めしたりと大忙し。9月3日午前10時から、千束のJA京都にのくに三和支店前に並べ、待ち望む市民らに甘い秋の便りを届ける。
友渕では、大原野開発生産組合(高根利数組合長)が、約1ヘクタールで栽培している。品種はマスカットベリーAで、今年は9月上旬まで作業を続け、約10トンの収穫を見込んでいる。
今年は5月から6月にかけてが干ばつ気味、一転して7月から8月中旬にかけて雨が続いたことで影響が心配されたが、高根組合長は「8月後半の好天で持ち直し、糖度も18度まで上がり、例年通りのブドウが出来ました」と胸をなでおろしている。
友渕と並ぶ産地の大身地区では、大身ぶどう生産組合(細見義明組合長)が、31日から収穫を始める。同様にJA三和支店で9月3日から店頭販売される。収穫は9月中旬ごろまで続けるという。
店頭販売に関する問い合わせは三和営農経済センター、電話0773(58)3331へ。
写真=友渕で三和ぶどうの収穫が始まった(30日午前8時15分)
[PR]
株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232
著作権
このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。