水害から市民を守る由良川堤防への感謝を込めて15日、京都府福知山市内の御霊公園などで「堤防まつり」が営まれた。惇明、昭和、大正地区と上・下荒河の79自治会で組織する福知山堤防愛護会(谷垣均会長)が主催し、長年続けている。
神事は御霊公園であり、会員や来賓ら約120人が出席し、玉串奉てんなどをし手を合わせた。
来賓の大橋一夫市長は「由良川は地域に豊かさをもたらす一方、水害にも見舞われてきました。由良川とともに生きていくために、なくてはならないものが堤防なので、改めて感謝したい。また、市民のみなさまとともに災害に強いまちづくりを進めていきたい」と述べた。
このあと、音無瀬橋、新音無瀬橋など5カ所で、足立常秋・御霊神社宮司による「川鎮め」の儀式が行われた。予定されていた神輿などを載せた車の市内巡行は、雷雨の影響を考慮して、中止した。
写真=音無瀬橋で神事をする足立宮司
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