「ドッコイセ」の掛け声で福知山音頭を踊る第33回ドッコイセこども大会(福知山商工会議所青年部主催)が15日夜、京都府福知山市中ノの御霊公園で開かれた。今年はゲストに人気ヒップホップユニットのET−KING(イーティー・キング)が登場し、会場いっぱいの約5千人を前に代表曲などを熱唱した。こども大会も過去最多の25団体、約500人が参加し、大人に負けない踊りっぷりを見せた。両丹日日新聞社など後援。
■闘病中のいときんに応援のメッセージも■
大会に先立って登場したET−KINGは、2007年に三段池公園で催された音楽イベント「ボンチフェスタ」に出演以来、10年ぶりの福知山来演。会場内に設置されたやぐらの上で、代表曲の「ギフト」「愛しい人へ」など5曲を披露した。
リーダーのいときんさんが肺腺がんで治療に専念しているため、メンバーは冒頭で「みなさんご存じの状況で、5人でやることになりましたが、一生懸命歌わせていただきます」と伝え、心のこもった声を届けた。
全体を巻き込んでの大合唱のほか、「福知山」を歌詞に入れたり、ハンドタオルを回すパフォーマンスがあったりして、会場は大盛り上がり。まるでライブ会場のような熱気に包まれていた。
引き続きこども大会でも、小上がりのステージに立ち、福知山音頭に合わせて「ドッコイセ」。プロのミュージシャンとの共演に、大会に出場した子どものほか、保護者らも笑顔を見せていた。
また大会本部のブースには、白い法被を置き、療養中のいときんさんへのメッセージを募集。子どもらが「早く元気になってね」「負けるな」「待ってるよ」など、激励する言葉を法被に書き込んだ。
■いろいろなチームが福知山踊りを披露■
こども大会は、伝統の福知山踊りを受け継いでもらおうと、福知山ドッコイセまつりの一環で実施。保育園児や少年野球のメンバー、子ども会など多彩なチームがエントリーし、思いおもいに夏の夜を満喫した。
写真上=会場を盛り上げたET−KING
写真下=元気いっぱい踊る大正ビクトリーのチーム
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