京都府の福知山成美高校野球部出身でプロ野球・横浜DeNAベイスターズで活躍する桑原将志外野手(24)が、7月のセントラル・リーグ打者部門で初めて「日本生命月間MVP賞」を受賞した。上位争いをするチームの不動の1番打者として目を見張る活躍ぶりで、多くのファンを喜ばせている。
桑原選手は大阪府和泉市出身。成美高校では、主将としてチームをけん引した。3年夏の京都大会はベスト4で敗れ、甲子園出場はならなかったが、2011年ドラフト4位で横浜ベイスターズ(現DeNA)から指名を受け入団。右投げ右打ちの中堅手として活躍している。
7月は全試合に1番打者として先発出場し、リーグ月間トップの打率3割8分9厘をマーク。出場21試合中17試合で35安打を放った。また計6本塁打を記録し、持ち前のパンチ力も発揮した。
とくに7月1日の対巨人戦では、初回先頭打者本塁打に加え、9回には決勝打となる逆転満塁本塁打を放ち、勝負強さを強烈に印象づけた。出塁率はリーグトップの4割3分9厘、17得点もリーグ2位タイと、リードオフマンとして文句なしの成績だった。
桑原選手は「まさか受賞できると思っていなかったので、驚きとうれしさと両方の気持ちが混じっています。春先は調子が悪い時期がありましたが、悪いからといって取り組みやリズムを変えることなく、試合に臨む準備をしてきたことが実った月だったのではないかと思います」とコメントを発表した。
写真=月間MVPを初受賞した桑原選手(16年12月母校で撮影)
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