第21回全国高校女子硬式野球選手権大会の準決勝2試合が2日、兵庫県丹波市のスポーツピアいちじまで行われている。3年ぶり2度目の全国制覇をめざしていた京都府の福知山成美は、午前10時からの第1試合で春の選抜大会優勝校、大阪府の履正社と対戦。延長8回、0−1で敗れ、決勝進出はならなかった。
履正社
000 000 01=1
000 000 00=0
福知山成美
【履】松島−香川
【福】大野−増井
〇…両校のエースが互いに譲らず、無得点のまま延長戦に突入。8回表、履正社は1死三塁から1番北山の右前適時打で決勝点を挙げた。
成美の先発大野は、初回の無死三塁のピンチを自らの好フィールディングで切り抜けて以降、7回まで相手打線をよく抑えていたが、延長戦直後に長短打を浴び、涙をのんだ。
成美の打線は、何度も得点圏に走者を進めながら、あと一本が出ず、大野の力投に応えることができなかった。
【長野恵利子監督】あと一本が出なかった。大野はしっかり投げていた。胸を張ってほしい。
【阿部希主将】均衡したゲームで、点が取れなかった。1、2年生で試合に出ていた3人を中心に、来年こそ頑張ってほしい。
【大野七海投手】悔しい気持ちしかない。先制点を取るまで我慢しようと、一つずつ、一つずつという気持ちで投げた。
写真=8回表のピンチでマウンドに集まる成美の選手
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