今年度からPR戦略の再構築に取り組む京都府福知山市は26日夜、市のキャッチコピーなどを考える「市民PRワークショップ」を、市役所横のハピネスふくちやまで開いた。全3回あるうちの初回で、10歳代から70歳代までの市民33人が参加。それぞれが、福知山の「いいとこ」を出し合った。
外部に魅力を発信できるキャッチコピーのほか、福知山のブランドイメージを、市民参加型で作り上げるのが目的。新規事業「福知山PR戦略総合推進事業」の一環で取り組む。
メンバーは、高校生6人を含む公募市民、市職員、観光地域づくりセンターの戦略マネージャーら。推進事業の受託業者の社員が進行役を務めた。
まず、シティプロモーションの考え方について、受託したPR会社が説明。「市民には誇り、市外からはあこがれを持たれるような地域資源、魅力を掘り起こし、そこからブランドメッセージを考えるのが、今回の作業」と伝え、4グループでのワークショップが始まった。
この日は、それぞれが福知山の魅力を付箋に書き、それを食や自然、人などのカテゴリーに分け、模造紙に貼っていく作業を中心に実施。「大江山の鬼」「芦田均元首相の出身地」「子育て世代が多い」「スイーツがおいしい」など、多様な意見が出された。
引き続き8月7、8両日にワークショップを開き、カテゴリーごとにキャッチコピーなどをつけ、複数の案を完成させて市に提案。これらの案は、市がPRポスターと動画、パンフレットなどに反映させる。
写真=福知山のいいとこを付箋に書き込む作業をした
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