“女子の甲子園”と言われる全国高校女子硬式野球選手権大会が28日、兵庫県丹波市市島町の市立スポーツピアいちじまで始まった。午前8時30分から開会式があり、福知山成美高校の阿部希主将(3年)=宮城県出身=が「全員が一丸となり、ひたむきに全力で野球することを誓います」と選手宣誓。7日間の熱戦の火ぶたが切られた。
丹波市、全国高校女子硬式野球連盟主催。大会実行委員会主管。両丹日日新聞社など後援。
トーナメント戦で争い、高校女子日本一を決めるもので、今回で21回目を迎える。第1回大会は出場5チームだったが、女子硬式野球熱が年々高まり、今大会は過去最多となる26チームが集まった。
北は北海道から南は鹿児島県までの高校が参加。女子野球部がない学校の選手らでつくる連合丹波チームもある。
開幕戦の駒沢学園女子(東京都)−札幌新陽(北海道)は駒沢が1-0で勝利した。
参加チーム数が増加したことなどから、大会2日目、3日目は丹波市立春日総合運動公園野球場との2会場制となる。
順調に進めば、8月3日午前10時から決勝戦を行う予定。
■V奪還をめざし成美が30日に初戦■
会場の丹波市に一番近い京都府福知山市からは、3年ぶり2回目の全国制覇をめざす福知山成美高校が出場。大会3日目の30日、スポーツピアいちじまの第1試合・2回戦から登場する。午前8時30分開始予定で、駒沢と対戦する。
写真=選手宣誓をする福知山成美高校の阿部主将
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