京都府福知山市猪崎、三段池公園内にある市動物園(二本松俊邦園長)に、ラマ(リャマ)が仲間入りした。来園者に愛敬を振り舞いており、早くも園の人気者になっている。ラマは南米の高地で家畜として飼われることが多い。偶蹄目で、ラクダの仲間だが、こぶはない。
2歳の雄で、兵庫県丹波市市島町の牧場から預かり、20日にやって来た。体長、体高とも約1・2メートル、体重は約100キロ。白い毛で覆われている。現在は鳥類のエミューがいた飼育スペースで暮らしていて、見ることができる。
■9月には牧場スペースへ■
名前は「ラマ君」。長いまつ毛と大きい目が特徴で、人懐っこくおとなしい。暑さに弱いため、盛夏の時期は大屋根がある今の飼育スペースで育て、9月の涼しい時期になったら園内の南側にある牧場スペースに放し、来園者がより近くで見られるようにする。
二本松園長(72)は「ラマは嫌な人がいるとつばをはきますが、ラマ君は穏やかな性格で、つばをはきません。人によく慣れています」と話している。
写真=二本松園長から餌をもらうラマ君
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