源頼光一行が大江山の酒呑童子討伐へ向かう際、成功を祈願して書写したといわれる大般若経の虫干しが、京都府福知山市天座一区の普光寺本堂で23日にあった。一般の見学も受け付け、広く見てもらえるようにした。
約600巻あり、普段は蔵に100巻ずつ、6箱に分けて保管している。1巻の長さは約7メートル。年に一度、風にさらすようにしている。
管理している天座地区の自治会の役員たち9人が虫干しの準備をし、訪れた人には、大般若経や言い伝えられている伝説などについて説明し、喜ばれていた。
写真=年に一度の大般若経の虫干し
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