第99回全国高校野球選手権京都大会10日目の17日、あやべ球場で南陽との3回戦に臨んだ京都共栄学園は、大量得点で8回コールド勝ちした。19日に、わかさスタジアム京都の第3試合午後2時（予定）から、8強入りをかけて北稜と対戦する。

　▽17日・あやべ球場
京都共栄学園
　０１１ ０３０ ０６＝11
　００４ ０００ ００＝４
南陽
　　（8回コールド）

　〇…京都共栄は2番木村悟が2安打で4打点、7番兼古は5安打2打点と活躍、大量11点を挙げ、南陽を寄せ付けず8回コールドで勝った。

　共栄は2点を追う5回表、単打や敵失などで3点を加え逆転。8回表には、木村悟の3点適時二塁打などで一挙6点を追加した。

　4回から継投した笹木投手は、1安打も許さない完璧なリリーフを見せ、勝利に貢献した。


写真＝8回表、3点適時二塁打を放つ木村悟（京都共栄）

　
■府立工は3回戦敗退■

　▽16日・あやべ球場
京都国際
　２００ １０１ ０００＝４
　００１ ０００ ０００＝１
府立工業

　〇…春季京都大会4強の京都国際のエース右腕・中川に抑え込まれ、府立工は終始苦しい展開となった。

　2点を追う3回、2死から1番荒木がチーム初安打を左前に運んで出塁。2番池田、3番山本が連打で続き1点を返したが、反撃はここまで。その後リードを広げられ、4回以降は無安打に抑えられて涙をのんだ。