新茶の季節を迎え、京都府福知山市内で茶摘みが始まる時期となった。市茶生産組合連合会(田中文明会長)は、今年度の両丹お茶まつり(第68回両丹茶品評会)に出品するための茶摘みに精を出している。
品評会に出品する茶葉のため、丁寧に手摘みをしている。茶の種類は「かぶせ茶」で、茶葉に覆いをして日光を制限し、渋味が少なくうま味を豊かにしたもの。昨年は関西茶品評会で産地賞の第3位を受けている。
12日は興の茶園のうち約10アールで、計45キロ摘み取るのを目標に、40人余りが黙々と手を動かした。大橋一夫市長も激励に訪れ、「全国的にも高い評価を受けている福知山のお茶をさらに広げ、守り、育てていきたい。大変ですが頑張ってください」と声を掛けていた。
田中会長によると「今年の茶葉は具合よく育っている」という。
写真=激励に訪れた大橋市長も手摘み作業をした(12日午前7時30分すぎ)
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