京都府福知山市水内、福知山成美高校女子硬式野球部(長野恵利子監督、41人)が、愛媛県松山市で行われた第10回子規記念杯西日本選手権大会で4年ぶり3度目の優勝を果たした。
西日本の高校、大学、社会人など22チームが出場して3日から7日にかけて開かれ、トーナメント戦で優勝を争った。
成美は初戦を折尾愛真高校(福岡県)と戦い、5-4で逆転勝利し波に乗った。続いてマドンナ松山(愛媛県)と対戦。社会人チームだが、寄せ付けず9-1で快勝した。
準決勝は、昨夏の全国高校女子大会で優勝した神戸弘陵高校(兵庫県)との一戦となり、0-0のまま7回を終えて延長戦に突入。9回サヨナラ勝ちをした。決勝は、MSH医療専門学校(広島県)に3-2で逆転勝ちした。
内野手の3年、阿部希主将(宮城県仙台市出身)は「初戦から接戦で、先制されても逆転する力を見せられました。優勝しましたが、試合内容はまだまだ。一人ひとりが実感した課題を克服し、夏での優勝をめざす」と次を見据えた。
長野監督は「女子硬式野球のチーム数が増えてきており、1つのエラーで勝敗が分かれるほど、どこもレベルが上がってきています。そうした中でタイトルを獲得でき、選手はよく頑張ったと思います。夏に向けてよい材料になりました」と話している。
写真=3度目の優勝を果たした成美高校女子硬式野球部員
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