京都府福知山市牧の牧ゲートボールクラブ(新才庄二代表)が、このほど綾部市内で開かれた第28回中丹地区親睦交流大会で初優勝した。メンバーは福知山市内最大の17人で、平均年齢85歳の最高齢クラブでもある。「年なんて関係ないよ!」とプレーは元気はつらつで、ますますやる気に燃えている。
メンバーの大半が80代で、90代が2人、100歳以上が1人。70代のメンバーは若手で「牧の石川遼っていわれる」と笑う。
トンボがけや草引きを自分たちでして大切に使う地区のゲートボール場。定期練習は週3回だが、用事がない人はほぼ毎日集まって歓声が絶えない。
中丹大会で優勝したのは、新才代表(86)、河内敏明主将(74)、松井信治郎選手(101)、牧幸江選手(73)、松田春江選手(73)のチーム。福知山、綾部、舞鶴3市の選抜32チームが各4戦をして勝敗と得失点差で順位を決めた。牧は全勝し40得点。他のチームに大差をつけての優勝だった。
これまで何度も出場しては手が届かなかった念願のタイトルを取り、地元公民館で開いた祝勝会は大いに盛り上がった。
河内主将は「一人だけ上手でもダメで、やっぱりチームワークが大事だね。5人だけではなくて牧クラブ全員での優勝です」と胸を張る。
次回の中丹大会の開催地は福知山。「地元で2連覇するぞ!」と気合を入れた。
写真=中丹大会での初優勝を喜ぶ平均年齢市内最高齢の牧クラブ
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