京都府福知山市の「ぼたん寺」、石原の曹洞宗・洞玄寺(渡辺英俊住職)で、ボタンの花が咲き始めた。赤、ピンクなどさまざまな色の大輪の花が、訪れた人たちを楽しませている。
檀家が両親の供養にと、1978年に50株を植えたのが始まり。その後増え、近年は約30種250株ほどあったが、今年は1月からの大雪の影響で枝が折れたりしたため、150株ほどに減った。開花も1週間から10日ほど遅れ、24日に咲き始めた。
現在3分咲き。「福知山の花の十景」にも選ばれていて、ふっくらと膨らんだ大ぶりの花が風に揺れている。
拝観無料。30日午後1時30分から同3時ごろまで、境内に茶席(無料)を設ける。5月5日ごろまでが見ごろという。
渡辺住職(64)は「今年は花が少し小さめですが、花王と呼ばれるにふさわしく、美しく咲いてくれました」と話している。
写真=大輪の花を咲かせているボタン
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