京都府福知山市三和町の市商工会女性部三和支部(藤田尚美支部長)は、23日午後3時から千束で開かれる「夕焼け×マーケット」で新作の紙芝居を上演する。2本あり、それぞれ細見、菟原地区を題材にした内容。誰でも参加でき、子ども向けのお楽しみプレゼントもある。無料。
紙芝居制作は市商工会女性部が事業の一環として取り組んでおり、2014年度には旧3町の民話や伝説を題材に、小学生たちと協力して5話制作した。
今年は三和支部が作り、まだ紙芝居になっていない地域を舞台にした。
京都市北区に住むイラストレーター、尾松克己さんにデータの制作を依頼。支部員と尾松さんで細野峠を取材のために歩くなどしてイメージを膨らませてきた。
完成したのは、千束という地名の由来となった「鬼牛」の伝説と、菟原中の細野峠、轟水満宮を題材にした2本で、支部員らが紙にカラー印刷したものを、横約85センチ×縦約60センチのパネルに張り付けて完成させた。
「夕焼け×マーケット」は、市役所三和支所近くで毎月3、13、23日に丹波みわ活性化協議会が開いており、地元農家らが新鮮な野菜などを販売している。三和支部では「子どもや孫と一緒に来て、紙芝居を楽しんでください」と来場を呼びかけている。
写真=出来上がった紙芝居
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