福知山市夜久野高原の京都府緑化センターのヤエベニシダレザクラが見ごろを迎えた。アプローチ両脇にある25本から垂れ下がる枝には濃いピンク色の花が無数に付き、柔らかな春の日差しを浴びる昼とライトアップされる夜では、違った表情をみせている。
センターが開設した1983年に苗木が植樹され、34年が経った。滝が流れ落ちるように垂れ下がる姿が豪華だ。
今年は昨年より約1週間遅い9日に開花。その後、天候に恵まれて順調に花数が増えて現在七分咲きに。地元だけでなく、各地からバスツアー客が連日訪れ、約100メートルある桜のトンネルは、ベンチに腰を下ろして眺めたり、写真撮影をする人でにぎわっている。
52品種の桜のうちソメイヨシノ8本なども盛りで、「花見を堪能できました。幸せ」と話す来場者もいた。
ライトアップは20日までの予定。時間は午後6時から10時まで。15、16両日午前10時から午後9時(16日は午後5時)までは、緑化センターと近くの道の駅農匠の郷やくので、先週に続き「桜花祭」(実行委員会主催)が開かれる。桜の下で琴、和太鼓演奏、フラダンス、福知山踊りなど、農匠の郷では限定の飲食物販売などが予定されている。
写真=ライトアップされて夜は幻想的な光景に
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