国交省福知山河川国道事務所は、京都府福知山市蛇ケ端の法川排水機場に毎秒3トンを処理できる移動可能な緊急排水ポンプを整備した。2014年の8月豪雨災害を受けて国、府、市で取り組む総合的な治水対策の一環で、法川排水機場の処理能力は計毎秒15トンにアップした。
総合的な治水対策は、19年度をめどにソフト、ハード両面の事業を完了させて、8月豪雨災害規模の家屋浸水被害をほぼ解消することをめざす。
福知山事務所は荒河、弘法川を含めた3排水機場のポンプ処理能力を被災当時から倍増の毎秒54トンに引き上げる。
法川排水機場は、既設の毎秒12トンに15トンを追加して計27トンにする計画。今回3トンを先行整備して、残る12トンは18年度末の完了を見込む。
写真=毎秒3トンを処理できる緊急排水ポンプ(左)を増設した法川排水機場
株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232
著作権
このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。