京都府福知山市京町付近と内記一丁目の間の市道京町線が、石畳風の舗装に整備された。近くに福知山城があり、周囲の景観に配慮した道路になっている。
福知山城と広小路通りを結ぶ城下通り(府道舞鶴福知山線)の京町の信号交差点付近から、お城の下の内記歩道橋までの約230メートル区間。市が「街なみ環境整備事業」の一環として昨年1月から工事していた。市道沿いには町家があることから、昔ながらの伝統的な街並みに合わせて石畳風の造りにした。総事業費は約4500万円。
舗装工事は、新たにアスファルトを敷き、その上から型枠で御影石を並べたような形に刻んだあと、灰色に塗装して石畳のように見せている。
道路幅は4~5メートル。車も通行可能だが、城と京町、広小路方面をつなぐ回遊路の一つとして市民や観光客が街並み散策で使っている。
市は「石畳風の舗装道路をゆっくりと歩いて、昔ながらの街並みを見てほしい」と言う。
写真=舗装された市道は福知山城などへと続く
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