京都府福知山市内記一丁目、福知山城公園のギオンシダレザクラが開花した。近くにはソメイヨシノも咲いていて、美を競い合っている。
ギオンシダレザクラは、福知山城を再び桜の名所にしようと、市民ら有志で結成した「お城に花を咲かせましょう実行委員会」(吉田博会長)が2月26日に植樹したばかり。
2本あり、1本は城公園の昇龍橋そば、もう1本は天守閣の入り口で、ともに高さは8メートルほどある。
どちらも円山公園(京都市東山区)の桜の子孫で、日本各地の桜の保存活動をする「桜守」の佐野藤右衛門さん=京都市=が育てた。5日に開花し、長い枝のあちらこちらで咲くピンク色の花が春風に揺れる。
吉田会長(66)は「ギオンシダレザクラは、ソメイヨシノとは違った趣があるので、ぜひ多くの人たちに見に来てほしい」と話している。
写真=昇龍橋そばに植えられたギオンシダレザクラ
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