福知山公立大学(井口和起学長)の入学式が3日、京都府福知山市内記、市役所隣のハピネスふくちやまであった。全国から集まった新入生たちが、大学の基本理念「市民の大学 地域のための大学 世界とともに歩む大学」を胸に、学びを深めることを誓った。
今回の入試では、一般の募集枠77人に894人が志願して、199人が合格、123人が入学した。推薦では43人のところを25人が志願し、合格した23人が入学した。府北部出身の入学者は7人で、うち4人が福知山だった。
また、編入学は志願した19人が受験し、14人が合格、12人が入学した。
式には新入生146人、編入学生12人の計158人が臨んだ。福知山混声合唱団の演奏で始まり、開式後に井口学長から入学許可が宣言された。
入学者代表の宣誓では、高原望々さんが「期待に胸を膨らませています。日本から世界に視野を広げ、学びを深め、さまざまなところで活躍できる人材をめざします」と決意を語った。
式辞では、井口学長が「公立としてスタートしたばかりの小さな大学です。新しい地域づくりと大学づくりを一体となって取り組む、あまり手本のないことに臨んでいます。みなさんはそれに協力する仲間だと思っています。一緒に歩み出しましょう」と学生たちへ期待を寄せた。
このあと、在校生の寺本義洋さん(2回生)の歓迎の言葉や、教職員の紹介などがあった。
写真=入学者代表として宣誓する高原さん(3日午前10時10分ごろ)
【関連ニュース】
・福知山公立大、一般入試は高倍率
・福知山公立大が定員を増員 今年度の50人を120人に
・北近畿一円からの期待実感 公立大の井口学長「学生たち意欲高い」
・成美大から福知山公立大へ看板付け替え
株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232
著作権
このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。