京都府福知山市西小谷ケ丘の福知山公立大学で26日、初の京都北部合同企業説明会が開かれた。3月1日から大学・短大の来年度新卒者の就職活動が解禁されたのに伴い、府北部の事業所への就職を促進しようと計画したもので、春休み中の学生(高校生を除く)が大勢訪れ、参加事業所の話を聴き、それぞれの事業所の内容などを知った。
説明会は福知山雇用連絡会議、綾部市雇用促進連絡会議、同大学の3者が主催。舞鶴市雇用対策協議会が共催。両丹日日新聞社後援。
対象は18年3月に卒業予定の大学生、短大生ら、府北部の事業所に就職を希望する学生で、福知山公立大に通う学生にも来場を呼びかけた。
会場となった公立大4号館3階には鉄道関係、長田野の企業、JA、金融機関、福祉関係など14事業所がブースを構え、訪れた学生たちはブースを回り、担当者から仕事内容、採用人数、給与、福利厚生、面接会のスケジュールなどについて説明を受け、事前に取得すると有利になる資格などについて質問していた。
福知山公立大の1~3年生約100人のうち、3年生は9割が参加。総合就業支援拠点の京都ジョブパークに登録する府北部へのIターン希望者も多く訪れた。
■就活に向けて保護者も勉強■
説明会に合わせて「保護者のための就活勉強会」も開かれた。市内外から約20人の保護者が参加し、北京都ジョブパークの奥村誠治副センター長から、就活のスケジュール、正規社員と非正規社員の違い、府の支援内容などについて話した。
写真=学生を前に仕事内容などを説明する参加事業所担当者
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