丹波市の図書館で4月1日から、福知山市など近隣市町の住民も本を借りられることになった。対象が広がるのは福知山市のほか、篠山市、西脇市、朝来市、多可町の住民。利用者カードを作れば、ホームページから予約もできる。
丹波市内には合併前の旧町ごとに図書館があり、現市役所(氷上町)近くの中央図書館には一般書約10万5千冊、児童書約2万2千冊、そのほか雑誌やビデオ、CD、市内で配達されている新聞各種などが所蔵されている。
中央館に次ぐ規模の市島図書館(市島町上田、ライフピアいちじま内)は一般書約4万5千冊、児童書約2万4千冊。上豊富から近い青垣町佐治、青垣住民センター内の青垣図書館も、一般書約3万4千冊、児童書約1万9千冊がある。
農業関係など専門書も多く、なるべく各館で蔵書が重ならないようにし、希望の本を予約すればどの館ででも借り出し・返却ができるようになっている。蔵書検索はホームページからでき、予約もできる。
六人部、大正方面からのアクセスが良い市島館は、駐車しやすく、周囲で子どもを遊ばせることもできることから、子育て世代に利用しやすい図書館になっている。
「かいけつゾロリ」などシリーズものの児童書が充実。よく家族で訪れるという福知山市内の男性は、「子どもが気に入った本があっても、これまでは借りることができませんでした。福知山市民にも拡大されるのは、うれしいです」と喜んでいた。
貸し出し期間は2週間で、1回に10点まで。最大で2週間延長できる。
問い合わせは中央図書館、電話0795(82)7100。
写真上=市役所近くの丹波市立中央図書館
写真中=一般書10万冊以上を所蔵する中央図書館
写真下=シリーズものが豊富な市島図書館の児童コーナー
株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232
著作権
このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。