福知山市内の生産者でつくる福知山地方丹波くり振興会(足立勝之会長)が、「第6回剪定(せんてい)コンクール」を催した。審査員らが、市内のJA京都丹波くり部会各支部から推薦された8つの栗園を9日訪れ、仕立て方や樹高などを見て回った。
コンクールは、栗生産者の栽培技術の向上と「丹波くり」の生産振興を目的に、2007年から2年に1回行っている。
大粒で良質な栗を実らすためには、樹幹内部への日照状態が良いこと、管理作業がしやすいことなどが求められ、それらを全て考えて剪定する必要がある。
今回は8園が“出展”され、京都府中丹広域振興局と市の職員、同振興会役員ら12人の審査員が順に巡り、各園で採点していった。
足立会長は「今年はものすごく質が良くなっている。みなさんの頑張りが分かります。秋には大粒の栗がなりそうです」と期待していた。
審査の結果は、最優秀賞の府中丹広域振興局長賞には細見昌一さん(三和町辻)、市長賞には衣川幸子さん(猪崎)が選ばれた。
写真=審査員らが栗の木を見て回った
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