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両丹日日新聞2017年3月10日のニュース

パラ陸上:日本記録保持者の指導で中学生が投てき体験

0306touteki.jpg 京都府福知山市多保市の六人部コミセングラウンドで、パラ陸上投てき体験会がこのほど開かれた。市内に住む車いす利用者で、複数の日本記録を持つ大槻浩二さんらが講師を務め、集まった南陵中学校陸上部の生徒らに投てきのコツなどを教えた。

 同グラウンドには昨年10月、投てき用サークルが設置された。市が多くの人に投てきの練習場所を活用してもらおうと、1月に体験会を開く予定を立てていたが、雪が降ったために延期になり、3月になって改めて開いた。

 大槻さんのほかに、近畿パラ陸上競技協会所属選手で車いすに乗る萩本昇さん、日本パラ陸上競技連盟公式指導員の桐村啓志さん、市陸上競技協会員でやり投げ選手の山下晋平さんらが講師を務めた。

 南陵中の1、2年生40人と、舞鶴支援学校中学部2年生1人が参加。講師らに「家などで出来るトレーニングは何がありますか?」「どうやって投げたらいいんですか?」などと質問しながら、ロケット状の投てき物を投げるジャベリックスロー、砲丸、円盤、やり投げに取り組んだ。

 南陵中2年で陸上部女子部長の寺内つかささんは「普段は100メートルハードルを専門にしていますが、走りにつながる体幹の使い方を教えてもらい、勉強になりました」と話していた。


写真=上半身だけを使った投てきを体験する生徒


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